2012年10月22日、黒川雅之が清華大学にて学術講座を行いました。
テーマは「東アジアの美意識(2012年版)」。
近代をリードしてきた西洋の思想に対して、
東アジアの美意識について8つのキーワード
(曖昧、気配、群体、間、偶然性、非連続性、創造的連続体、五感)
で解説するとともに、
これからの時代を国家の枠を越えた「文化圏」で生きる重要性を伝えました。
中国では今、自分たちのアイデンティティを必死に探しています。
学術講座の翌日は、清華大学で60年の歴史を持つ雑誌の取材を受け、
清華大学の修士、博士の大学院生と共にシンポジウムを行いました。
このシンポジウムには芸術史学部主任の張夫也教授も参与しました。
黒川は学生の質問に応答し、会場は白熱しました。
今回のイベントについて、清華大学と清華大学美術学院のHPでそれぞれ紹介されています。