Vol.277|2021.06.07
6月_物学研究会オンライン
新しい物学研究会の第三弾は、世界を舞台に活躍中のアーティスト、真鍋大度さん、本会、二度目のご登場です。
真鍋さんは、2006年に、Rhizomatiks(以下ライゾマ)を設立。技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、ハード・ソフトの開発から、オペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持ち、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行ってきました。また、外部のアーティストや研究者・科学者などとのコラボレーションワークを通じ、カッティングエッジな表現作品、研究を世の中に発表しており、さらに先端的なメディア表現を探求しています。
現在、東京都現代美術館(~6/20まで、コロナのため5/31まで休館)では、「ライゾマティクス_マルティプレックス」展を開催、大きな話題を呼んでいます。
今回は、そんな真鍋さんのプロジェクト、創作プロセスを通して、これからのメディア表現、人間とテクノロジーについて語っていただきます。この機会をお見逃しないよう、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
6月_物学研究会オンライン
●講 師:
真鍋大度さん(アーティスト、Rhizomatiksファウンダー)
●日 時:2021年6月7日(月)17:00~19:00 オンライン
●テーマ:
「これからのメディア表現、人間とテクノロジーについて」
今回は、ライゾマが実現してきたプロジェクトや作品を通じて、デジタル社会とヒューマニティ、創作におけるテクノロジーと手作業の融合、リアルとオンラインを横断するチーム/環境づくりなど、真鍋さんが、日ごろ考えていること、創造のプロセスをお話いただきます。その後Q&A形式で、「これからのメディア表現、人間とテクノロジーについて」、本会メンバーとともに考えます。
●タイムテーブル:
16:45~ 講演前の雑談室
zoomの部屋を開放し、参加者間でおしゃべり
17:00~17:45 ご講演 <前半>
17:40~17:50 Q&A:前半のQ&A
17:50~18:30 ご講演 <後半>
18:30~19:00 全体Q&A、ディスカッション
講師と参加者全員による質疑応答、ディスカッション
●講師経歴
真鍋 大度さん
アーティスト、プログラマ、DJ。
2006年Rhizomatiks 設立。
身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。
参考サイト:
https://daitomanabe.myportfolio.com/
https://rhizomatiks.com/
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/
ELEVENPLAY x Rhizomatiks "border 2021" (2021)
Photo by hiroko hirota
《particles 2021》2021
「ライゾマティクス_マルティプレックス」展示風景(東京都現代美術館、2021年)
photo by Muryo Homma(Rhizomatiks)
“Gold Rush” – Visualization + Sonification of Opensea activity (2021)
from《NTFs and CryptArt-Experiment》
「ライゾマティクス_マルティプレックス」展示風景(東京都現代美術館、2021年)
Squarepusher "Terminal Slam" MV (2019)