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Vol.270|2020.11.12

11月_物学研究会オンライン

コロナ禍によってデザインはどう変わるのか? どう変わらなければならないのか? 変わらないところは何なのか? 11月の物学研究会は、醤油瓶から都市デザインまで、 戦後日本のデザインを牽引してきたGKデザイングループを統括する GKデザイン機構CEOの田中一雄さんです。 田中さんはこの秋『デザインの本質』を上梓。 GKのデザイン思想と自身のデザイン哲学を通して、 その多様な視点からデザインを再考しています。 11月の物学研究会では、この時期だからこそ考えたい 「Designing for Essential Values」をテーマにご講演いただきます。

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11月_物学研究会オンライン

●講 師:
田中一雄さん(株式会社GKデザイン機構 代表取締役社長CEO/公益社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会 理事長)

●日 時:2020年11月12日(木)17:00~19:00

●テーマ:
「時代を超えるデザインの本質とは」

拡大を続けてきたデザインは、今どこへ行こうとしているのか。
世界はコロナパンデミックを経てパラダイムシフトの只中にあり、デザインやデザイナーの職能にも「変化」が求められています。この変革期において、デザインは今一度その原点を問い直すべきではないでしょうか。デザインとは、創造性によって「より良い明日を拓く」ことに他なりません。そこでは新たなイノベーションの構築と同時に、人の心に訴える美と感動の創造、そして究極的には豊かな「心」を導くものがあるはずです。私は、このことこそが、デザインが原点から持ち続けてきた「本質」であると思えてなりません。
講演においては拙著『デザインの本質』に基づき、今日のデザインを改めて解明するとともに、デザインの原点が持っていたものを探ります。そして私たちGKデザイングループの活動と思想を通してデザイナーの役割を考え、新たな規範へと至る道筋を見つめたいと思います。(田中一雄)

●参考
GKデザイン 公式Webサイト
http://www.gk-design.co.jp/


●講師経歴
田中一雄さん(株式会社GKデザイン機構 代表取締役社長CEO/公益社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会 理事長)

1981年東京藝術大学美術学部デザイン科機器デザイン卒業
1983年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了
1983年株式会社GKインダストリアルデザイン研究所入社
2000年(財)2005年日本国際博覧会協会
愛・地球博サイン・ファニチュアディレクター
2006年株式会社GK設計 取締役社長
2007年株式会社GKデザイン機構 代表取締役社長
2007年国際インダストリアルデザイン団体協議会(ICSID)理事(2007-2011)
2014年株式会社GKインダストリアルデザイン 代表取締役社長
2016年株式会社GKデザイン機構 代表取締役社長 現在に至る
(GK Design Group WEBより)

                                       

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